2000年代からFXを続けておよそ10年、当時の生涯収益は約300万円ほどでした。
主戦場は NZD/JPY と GBP/JPY。チャートを見ながらIFDOCOで損切りもセットし、比較的堅実にトレードしてきました。
しかし30代半ばに差し掛かり、会社の仕事が忙しすぎて相場を追う余裕がなくなったことで、運用スタイルに限界を感じ始めました。
「もう少し自動化できれば、生活と投資を両立できるのに…」
そんな想いから、2016年に FX自動売買 に挑戦したのが今回の物語です。
なぜ株ではなくFX自動売買を選んだのか?
当時は株式運用も10年ほど続けていましたが、収益規模はFXの方が大きく、相場の癖が掴めている実感もありました。
自分の得意分野で自動化した方が成果が出るはず
そう考えて、株式自動売買ではなくFXシステムトレードを選びました。
インヴァスト証券「シストレ24」を選んだ理由
利用したのは インヴァスト証券のシストレ24。
当時の選定理由は以下の通り:
- 選べるストラテジー(運用ロジック)が多い
- フルオート設定が可能
- 過去実績を見ながら選択できる
デメリットとしては スプレッドが広め。
手数料は自動売買で特に重要なので、ここは慎重になるべきポイントでした。
初期設定で選んだストラテジー基準
失敗を繰り返したくなかったため、以下条件を設定しました。
- 過去2年で収益プラス・直近1〜3ヶ月もマイナスでない
- 1ヶ月20回以上の取引回数
- T-score 8.0以上
- 実現損益Top100
- 同一通貨ペアの重複ストラテジーは入れない
その上で選んだのが MultiAgent(GBP/JPY)。
今思えば「GBP/JPY一本足打法」は危険でした…

【失敗①】調子が良いストラテジーを過信し、比率を上げた
運用開始1ヶ月目の収支は ‐55,670円。
理由は明確で、
期待してMultiAgentのロットを増やした
→ 連敗期に突入
→ トータルpipsはプラスでも収支はマイナス
分散のために自動売買を始めたのに、
好きなストラテジーに集中投資して自滅 するという本末転倒な展開でした。

【失敗②】ブレグジット相場でGBP偏重ポートフォリオが炸裂
2017年、イギリスEU離脱。
僕のポートフォリオはほぼすべて GBP/JPYの買いポジション。
「相場イベント時こそ自動売買で対応できるはず」と思いきや…
結果は大幅なドローダウン。
特に ThirdBrainFx の損失が大きく、
週単位で見て ‐5万円超 のマイナスとなりました。

【学び】自動売買=放置ではない / 相場環境に応じた管理が必要
運用して分かったこと:
- 自動売買は「完全放置で勝てる魔法」ではない
- 相場状態と通貨ペアの相関を理解しないと破綻する
- 調子が良いストラテジーほどロットを上げたくなる(罠)
- 分散こそ自動売買の価値 → 通貨も戦略も分散すべき
結局、自動売買も「人間の弱さ」に左右される。
じゃあ結局、自動売買はアリ?ナシ?
僕の結論:
「忙しい人が裁量補助として使うならアリ。ただし一本足打法は絶対NG」
でした。。
まとめ:自動売買で負けたのは”相場ではなく自分”だった
「働きながら資産形成したい」という目的自体は正しかった。
しかし当時の僕は、
- GBP偏重
- ロット急増
- イベント相場に楽観的
という、人間的な失敗が原因だったと今では思います。
自動売買は万能ではない。
でも、正しく使えば時間を味方にできた(かも)。
その後も私はシストレ24を続けていましたが、数年運用を重ねたあるタイミングで インヴァスト証券が“シストレ24(ストラテジー自動売買)事業からの撤退” という衝撃のニュースを知りました。
これは、私が自動売買に抱いていた「半永久的なパッシブ収益」という幻想に対する強烈な目覚めでもありました。



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