高配当株投資をしていると、銘柄ごとに“性格”がまったく違うと感じませんか?
私自身、これまでJTやINPEXのような「安定感のある高配当株」を中心にポートフォリオを組んできました。
ただ、投資を続けていくうちに、
「安定株だけでは味わえない変動性を、あえて少しだけ取り入れてみたい」
という気持ちが生まれました。
そんなとき、目に留まったのが JFEホールディングス でした。
なぜJFEを買ったのか?─利回りの高さと手頃な株価
購入理由は、単純に「高配当利回りが魅力的だった」という点が大きいです。
PBR的には突出して割安、というほどではありませんでしたが、購入価格が手頃で入りやすかったのも事実。
特に、他の安定高配当銘柄と比べると、
「景気敏感だけど、そのぶん利回りが高い」というわかりやすい特徴があり、
“このくらいの金額なら、ポートフォリオの刺激剤としてアリかな”
という軽めの気持ちで買いました。
購入前に抱えていた不安
ただし、買う前から不安はかなりありました。具体的にはこの3点:
- 景気敏感で業績が安定しない
- 世界的に鉄鋼が余っており、構造的に収益が出にくい
- 鉄鋼は輸出で稼ぎづらい商品特性がある
つまり、「長期保有向きではないのでは?」という不安が大きかったのです。
買ってすぐに下落…後悔しかけた瞬間
JFE株を購入したのは2023年7月頃。
実際に買ってしばらくすると、株価は下落。
“ほら、やっぱり景気敏感だ…” と後悔しかけたのを覚えています。
ただ、購入株数をそもそも致命傷にならない量に抑えていたこともあり、
精神的なダメージは少なめでした。
これは個人的にかなり重要で、景気敏感株は、少額で保有するのがメンタル的にも最適解だと感じています。

含み損のままでもホールドしている理由
現状、含み損はまだ残っています。
しかし、配当はある程度安定していますし、
“致命傷にならない株数”だからこそ、落ち着いて持っていられます。
さらに、JFEは私のポートフォリオ全体の中では「景気敏感の管理指標」という位置づけ。
メインディッシュではなく、アクセント程度の存在なので、
下落してもポートフォリオ全体を左右するほどの影響はありません。
JFEの配当金は「再投資の原資」
JFEからの配当金は、年間受取額全体の数%程度。
お小遣いにしてもよい金額ですが、私は再投資の原資として使っています。
JFEの配当は、私にとって
ポートフォリオ全体を回すための潤滑油のような存在です。
JFEを買い増しするのか?
JTやINPEXは、もし株価が下がれば積極的に買い増ししたい銘柄です。
しかしJFEに関しては──
- 景気敏感である
- 世界的な需給の波を受けやすい
- 業績ボラティリティが高い
という理由から、追加投資はしない方針です。
“スパイスが多すぎれば料理が崩れる”
これと同じで、景気敏感株はポートフォリオに“適量だけ”入れるのがちょうどいいと学びました。
今後の出口戦略─「税金対策として使う可能性あり」
今後さらに株価が下がった場合は、
他銘柄の含み益と相殺するための損出し(税金対策)として利用する可能性はあります。
「積極的には売らない。だけど、損失に意味を持たせる選択肢は持っておく。」
景気敏感株との向き合い方としては、こんなところでしょうか。
さいごに
JFEは、ポートフォリオの主役にはしていません。
ただし、“少量なら”非常に良い働きをしてくれる銘柄でもあります。
- 安定株の中に少しだけ変動性を入れたい
- 高配当を受け取りつつ、再投資の原資を増やしたい
- 景気敏感株の扱いを経験してみたい
そんな方にとって、JFEは良い学びを与えてくれる銘柄だと感じています。
私自身、スパイス程度の保有だからこそ、
JFEと健全な距離感でつきあえています。
あなたのポートフォリオにも、適量の“スパイス”はありますか?



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