【時価総額1兆ドル消失】SaaSの死は本当か?25年投資して分かった「個別銘柄の一喜一憂」との距離感

投資ルール・考え方

2026年2月。
ハイテク株に触れている人なら、あの一週間は忘れられないはずです。

ソフトウェア業界から約1兆ドル(150兆円)の時価総額が消失。
いわゆる「SaaSポカリプス」。

SNSではこんな言葉が溢れました。

  • 「SaaSは終わった」
  • 「これからはAIエージェントの時代」
  • 「乗り遅れるな」

私はかつての投資経験での“あの嫌な感覚”を思い出していました。

FXで溶かした時。
CFDで大損した時。

あの時も、「新しい時代」「今回は違う」が合言葉でした。

だから今回は、あえてこう考えました。
これは“チャンス”ではなく、“試されている局面”だと。


SaaSは本当に死んだのか?→答えは「半分YES」

今回の暴落の本質はシンプル。
ビジネスモデルが崩れ始めたということ。

これまでのSaaSはこうでした。

  • 人間がログインする
  • 人間が操作する
  • ID数で課金(席数ビジネス)

しかしAIエージェント時代は違います。

  • AIがタスクを実行
  • 複数のツールを裏側で利用
  • 成果ベース課金へ

つまり、「SasSシステムの利用者数=売上」ではなくなる

SaaSを利用していた企業から見れば、コスト削減。
投資家から見れば、売上成長鈍化リスク

だから株は売られた。


それでも生き残るSaaS企業の共通点

では全部のSaaS企業がダメなのか?
ここが一番重要。

「データを持っている企業」は死なない

過去で言えば、OSを持つ企業やプラットフォームを持つ企業は強かった。
でも、イノベーションのジレンマで紹介されている通り、かつての競争優位性も破壊的イノベーションには勝てない。

今は

「データを握る企業」が強い。

理由は簡単で、AIは「頭脳」だけでは価値が出ないからです。
必要なのは学習するための“文脈データ”。

つまり

  • 顧客データ
  • 業務プロセス
  • 過去の意思決定

これを持つ企業は、AI時代でも“素材提供者”として生き残れるはず。

逆に言えば、ただ便利なツールだけのSystem of Recordを担っていたSaaSは淘汰される
ここが分岐点です。

↑IT系業界で20年近く生きている私の見解です、、


25年投資して分かった「危ない時の共通点」

今回の相場、正直かなり危険な匂いがありました。

なぜか?

👉 “ストーリーが先行している”

これは過去の失敗と完全に一致します。

FXで負けた時→ 「トレンドは続く」という思い込み
CFDで飛んだ時→ 「インデックスだから安全」という誤認
今回のSaaS→ 「AIに駆逐されて全滅する」という幻想

全部同じです。

“もっともらしい理屈”が一番危ない

だから今回は、何もしない。

正直、今回の相場を見て改めて思ったのは
「知識がない状態でストーリーに乗るのは危険」ということ。

私自身、過去に何度もそれでやられています。
だから最近は、我流ではなく体系的に投資を学ぶことの重要性を強く感じています。

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個別株からは少しずつ離れないと

さて、FIREを目指している私ですが、今回のような業界の構造変化のようなことは、今後も様々起きてくるはず。

その都度、「あぁ、こんな業界の株なんても持っているんじゃなかった」と思わなくはない。
今はまだサラリーマンをやっているので、もし特定銘柄がどーんと株価下落したとしても、別の銘柄に投資する余裕はある。

でも、FIRE生活になったらそうはいかない。

だとしたら、少しずつ個別株からインデックス or 高配当ETFに資産移動させないと。

私自身も、個別株からインデックス・ETFへの移行を少しずつ進めています。

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「xxxxの死」はまた起きる

今回の本質はこれです。

ストーリーで銘柄を持つことはやめる。

  • AIだから
  • SaaSだから
  • 成長しそうだから

この理由で持っているなら、一度立ち止まる価値があります。

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