“簡単に儲かりそう”という甘い幻想から始まった
当時の私は、FXで10年近い経験と300万円ほどの生涯利益があったこともあり、「レバレッジ商品の怖さも理解したつもり」になっていました。
そこへ現れたのが CFD――。
- GMOクリック証券の信頼感
- 数百円から取引可能
- 個別株も、原油も、指数もほぼ24時間売買できる
- なにより“儲かりそうな気配”
…この“雰囲気”に、私は完全に飲まれていました。
そして、FX自動売買の失敗で懲りていたはずなのに、また「楽して儲けたい」という誘惑に負けてしまうのです。
CFDを始めた理由:レバレッジ経験が裏目に出た
私のCFDの主戦場は、指数でもなく、商品先物でもなく、個別株でした。
- コカ・コーラ
- HP
- シェブロン
- Verizon
「知ってる企業だし、FXも経験しているから値動きもある程度読めるはず」
そんな浅い感覚で、10倍レバレッジをかけて売買を繰り返していたのです。
2020年:たった1年で“100万円近い利益”
──この成功体験こそ落とし穴だった
2020年は、コロナショック前の株高が続いたいわゆる上昇相場。
- 10倍レバレッジ
- 自分の得意な銘柄
- 24時間チャートを見られる環境
これらがすべてプラスに働き、1年足らずで100万円近い利益が積み上がりました。
このとき私は完全に“勝てる投資家”の気分になっていました。
しかし今振り返ると、 このタイミングで辞めておけば良かった。
この成功体験こそが、一番の罠でした。
2021年:歴史的な潮目の変化
最悪のタイミングでFTSE(英国指数)を保有してしまった
2021年、新型コロナで世界のマーケット環境が大きく変わり始めた頃。
私は “なぜか” FTSE(イギリスの株価指数)を握りしめていました。
そしてその週、私は 投資10年で初めて「仕事が手につかない」状態を経験しました。
- 相場は急変
- レバレッジ10倍は敵に回ると破壊力が桁違い
- 損失は膨らみ続ける
- チャートを見るたび胃がキリキリする
気づけば、
数百万円規模の損失。
正直に言います。
この時の心情を一言にすると──
「もう二度とチャートを見たくない…」
でした。。
“コツコツドカン”とは、こういうことだった
CFDは、味方につけている間は最高です。
しかし一度逆方向に振れた瞬間、積み上げた利益をわずか数日で吹き飛ばす力があります。
私はこれを“体験として”理解しました。
- コツコツ+10万
- コツコツ+20万
- コツコツ+50万
- …そして“ドカン”で数百万円
まさに典型的でした。
この経験が投資スタイルを変えた
CFDの失敗後、私は投資観を根底から改めました。
- 頻繁にチャートを見る投資は、生活をむしばむ
- レバレッジは、味方よりも敵になった時の破壊力のほうが圧倒的
- メンタルの消耗とリターンが見合わない
そして、私はついに決断します。
✔ もうレバレッジ投資はやめよう
✔ これからは「ほったらかし投資」へ切り替えよう
現在の私は、
- 積立NISA
- インデックス投資
- 高配当株での長期投資
この3本柱がメインになりました。
CFDで失ったのはお金だけではなく、投資に対する”考え方”の甘さでした。
しかしこの痛みのおかげで、ようやく落ち着いた投資スタイルに辿り着けたとも感じています。
CFDを考えている人へ伝えたいこと
CFD自体が悪い商品ではありません。
理解し使いこなす人にとっては強力な武器になります。
しかし私のように、
- “簡単に儲かりそう”という雰囲気で始める
- 過去の成功体験に酔ってしまう
- レバレッジを安易に使ってしまう
この条件が揃うと、コツコツドカンの道へまっしぐらです。
もしあなたが今CFDに興味を持っているなら、
私の経験を思い出してほしいです。
レバレッジは、敵に回った瞬間にあなたの人生の時間すら奪っていく。
おわりに:この失敗が、今の長期投資スタイルを支えている
CFDでの損失は、今でも苦い記憶です。
しかしそのおかげで今、私は
- 愚直な積立
- 長期目線
- “ほったらかし”の心地よさ
こうしたスタイルを大事にできています。
またいつか、読者のみなさんに
「その後の投資スタイルの変化」や
「ほったらかし投資でどう資産形成できているか」
も伝えていければと思います。



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