SPYD・HDVの次に気になった米国高配当ETF「SCHD」-2026年に向けた購入検討とSBI・楽天の比較-

投資判断の記録・個別銘柄

米国高配当ETFといえば、
SPYD、HDV、VYMあたりがまず思い浮かぶ方が多いと思います。

私自身も、ここ数年はSPYDとHDVを中心に高配当株投資を続けてきました。

・利回り重視のSPYD
・安定配当のHDV

それぞれに役割があり、今でも「失敗ではなかった」と感じています。

ただ、投資を続けていると、どうしても次の選択肢が気になってくるものです。
そんな中で、ここ1〜2年、アメリカの投資家の間で根強い人気を誇る高配当ETF
「SCHD」 が日本でも現実的な選択肢になってきました。

2025年まではSPYD・HDV中心。
そして 2026年以降の新規投資候補として、SCHDをどう考えるか。

今回はその検討過程を、
SBI証券と楽天証券、それぞれのSCHDを比較しながら整理してみたいと思います。

 


そもそもSCHDとは?なぜここまで評価が高いのか

SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)は、米国の「配当の質」を重視した高配当ETFです。

単純に利回りが高い銘柄を集めたファンドではありません。

SCHDの特徴を一言で言うと
「配当を出し続け、増やし続ける企業だけを集めたETF」

■主なポイント

  • 10年以上連続で配当を支払っている企業が対象
  • 財務健全性・配当成長率・利益率などを重視
  • 約100社に厳選投資
  • 本家ETFの経費率は年0.06%と超低コスト

過去の実績を見ても、

  • 配当は長期で右肩上がり
  • 株価も配当ETFとしては十分な成長

「高配当=成長しない」というイメージを、いい意味で裏切ってきたETFと言えます。

SPYDで「減配の怖さ」を、HDVで「安定配当の安心感」を経験してきた身としては、
その両方をある程度バランスよく持っているのがSCHD
という印象です。

 


日本で買えるSCHDは2種類|SBI証券と楽天証券

現在、日本の投資家がSCHDに投資する方法は、主に次の2つです。

  • 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天SCHD)
  • SBI・S・米国高配当株式ファンド(SBI-SCHD)

どちらも中身は「SCHD連動」ですが、コスト・決算月・ポイント制度に違いがあります。


SBI版と楽天版SCHDの違い【3つの重要ポイント】

運用コストの違い

まず一番わかりやすいのがコストです。

ファンド実質コスト(年率)
楽天SCHD約0.1238%
SBI-SCHD約0.1227%

長期投資では、この差は確実に効いてきます。
2024年にSBIが後発とリリースした際には0.07%ほどの差をつけてお手頃感がありましたが、その後は楽天もかなり巻き返して、現在はほとんど差はない内容です。


分配金が出る月の違い

分配金の支払月も異なります。

  • 楽天SCHD:2月・5月・8月・11月
  • SBI-SCHD:3月・6月・9月・12月

どちらが良い悪いという話ではありませんが、
すでに他の高配当ETFを持っている方は、
受取月を分散できる という点で意味を持ちます。


ポイント還元の有無

細かいですが、長期では無視できません。

  • 楽天SCHD:現状、ポイント付与対象外
  • SBI-SCHD:投信マイレージ対象(見込み)

SBI証券では、
「持っているだけでポイントがもらえる」仕組みがあり、
高配当投資との相性はかなり良いと感じています。


比較まとめ

比較項目楽天SCHDSBI-SCHD
実質コスト約0.1238%約0.1227%
分配月2・5・8・11月3・6・9・12月
ポイント対象外対象(0.022%)

ポイントが付く分、SBI-SCHDがお得ではありますが、0.022%なので、、
100万円分保有していたとしても、ポイントとして得られるのは220円分。
少し前の銀行の普通預金金利くらいの感覚ですね。

なお、基準価格はSBI、楽天ともにほぼ同じですね。
(マザーファンドがアメリカのSCHDだから当然ですが、、)

SBI SCHD
楽天SCHD

 


「じゃあSBI一択?」とならない理由

数字だけを見ると、
「SBIの方が有利じゃないか」と感じると思います。

ただし、ここで一つ冷静に考えたい点があります。

すでに楽天SCHDを持っている人は要注意

  • 含み益がある状態で売却すると税金がかかる
  • 乗り換えで元本が減る可能性
  • コスト差は“決定的”とまでは言えない

高配当投資は、
頻繁に動かないこと自体がリスク管理 です。

 


私ならどうするか|2026年に向けた考え方

もし今、SCHDを新規で買うなら─
私なら SBI-SCHDから始める 可能性が高いです。

理由はシンプルで、

  • コストが低い
  • ポイントが付く
  • 既存のSBI証券口座と相性がいい

ただし、
すでに楽天証券をメインに使っている方が、
無理に環境を変える必要はないとも思っています。

むしろ、楽天証券の口座を保有していて、まだSCHDを購入していないのであれば、楽天証券で購入することで十分です。

重要なのは
「どの証券会社か」より「続けられるか」 です。


まとめ|SPYD・HDVの次にSCHDをどう位置づけるか

SPYDで高利回りを体験し、
HDVで安定配当を実感した今だからこそ、
SCHDの「質の高い配当成長」は素直に魅力的に見えます。

2026年以降、
新規資金の置き場所としてSCHDをどう使うか。

その選択肢を持てるだけでも、
高配当投資の幅は確実に広がります。

焦らず、比べて、納得して始める。
その第一歩として、証券口座の準備から始めてみてはいかがでしょうか。

 

SPYD、HDVに関する記事はこちらを参照ください。

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